ここ最近海外で話題になりましたが日本のヤフーニュース等でもこの話題が出てきましたね。
ラテン系のゼグラーさんが白雪姫を演じることが決まった当初から、いわゆる〝白人〟でないことに不満を持つアンチから執拗に抗議が声が寄せられ、配給会社のディズニーは決定を擁護する声明を出しています。
しかし彼女の発言やストーリーから人種問題とは別に実写版「白雪姫」の先行きが怪しくなってきました。
レイチェルゼグラーさんの発言
D23 Expoのインタビューでいくつか物議をかもす発言をしています
- (私が演じる)白雪姫は王子さまに救ってもらうプリンセスではない
- 真実の愛があると夢見ていない。彼女の夢はリーダーになること。
- オリジナルのアニメ版は嫌い
- あのアニメは文字通り彼女をストーキングする男とのラブストーリーに焦点が当てられている。すごい変! だから今回はそういう話にしていない
結構ひどい発言ですね。これ。
というか白雪姫ってリーダーになりたい女の子の話しでしたっけ?(苦笑)
リーダーになりたいプリンセスはアナ雪やメリダでいっぱい出てきてるのでわざわざ変える必要があるんでしょうかね。
クラシックのままでいいじゃん。いろんな良さがあって多様性なのでは?と言いたくなります。
それにしてもなんでゼグラーさんは白雪姫のキャスティング受けたんだろと言いたくなりますが、米スーパーヒーロー映画「シャザム!~神々の怒り~」(23年)に出演した時もコロナ禍で「仕事が欲しかっただけ」と言い放ち、シャザムファンから批判を浴びたていますね
ディズニーが好きな私としてはほんと原作にリスペクトを持った人にやってほしいです。
リトルマーメイドでも思ったのですが「黒人の私がプリンセス」を出しすぎて原作をリスペクトすることよりそっちの方に意識が向いているなあと。演技や歌唱力は充分だったのにフランダーやセバスチャンの姿など原作のキャラクターへのリスペクトが感じられず残念な映画でした。
火消しにやっきになるディズニー
Dilymailというサイトにてディズニーは現在、レイチェルの立場に対する否定的な反応を受けて、深刻な損害制限を行うために幹部らが「危機協議を行っている」と予測されている。という記事が出ています。
そしてこの記事のすぐ後にティックトックにて以下の動画が投稿されています。
@entertainmenttonightはエンタメ系のニュースを扱うサイトが公式のアカウントで出してきたものです。
ゼグラーさんが謝罪しているぞという風に言われています。
ゼグラーさんは動画で「これまで得られた機会に対して恩知らずだなんて思われたくなかった」と発言していますが
実はこの動画かなり以前の動画で彼女のYouTubeチャンネルでの発言の切り抜き、なんです。
「白雪姫」に関するものではなく「ウエストサイドストーリー」に関する発言だそうです。
そしてこのティックトックのにはなぜか「白雪姫」のタグがついているんです。
あたかも白雪姫の件についての謝罪をしているという風に見せているミスリードなんですね。
大手メディアサイトが自主的にこの動画を作るわけもなく、ティックトックのコメント欄もディズニーの
PRチームが動いたねというコメントなどみんな騙されていないわけです(笑)
ディズニーも今後はキャスティング考えた方がいいと思います。ほんとに。
ディズニー『白雪姫』監督の家族、実写版を批判
「白雪姫」のアニメーション版の監督であるデヴィッド・ハンドさんの息子、デヴィッド・ヘイル・ハンドさんは
この実写版「白雪姫」に嫌悪感を抱いているという。
The Telegraphのインタビューで
「彼らはストーリーを変え、キャラクターたちの思考プロセスを変え、“意識が高いもの”を作り出している。わたしはただ、そういうものに興味がない。率直に言って、彼らがこれまでのクラシック映画にしたことはちょっと侮辱的だ。ウォルト・ディズニーとわたしの父がしたことへの敬意が全く感じられない。ウォルトも父も、草葉の陰で泣いていると思うよ」と続けていた。
デヴィッド・ハンドさんは1986年にすでに死去されてらっしゃいますがミッキーの短編映画やバンビの映画監督もしているディズニーレジェンドです。
白雪姫は2024年3月22日に全米公開を控えています。
日本での公開はもう少し先になるかと思いますがはたしてどうなることやら。
原作をリスペクトしていない作品は好きではないので私自身はおそらく見に行かないでしょうが専門家の批評は気になるところです。